【事例紹介】「娘と夫に料理が作りたい!」Bさんの新たな挑戦

事例紹介・体験

前回紹介したBさんについてです。

3ヶ月経つ頃には、家での身の回りの動作が家族の介助で出来るようになってきたました。

ここでBさんから

「娘と夫にまた料理を作ってあげたい」

私は正直悩みました。出来るのか?と・・・

身の回りの事が出来るようになってきたとは言え、

・まだ手すりや杖がないとふらついてしまう

・片手しか使えない

このような状況でした。

本人の希望を叶えさせたい!けれども出来なかったとき落ち込まないかな…

1人は厳しいから家族の協力も得ないと…

いろいろ考えましたが、

娘さんが一緒に見守りながら行えるか相談してみました。

快く快諾を頂いたので、料理にチャレンジすることになりました。

ここで、片手で料理をするために活躍したグッズを紹介します。

片手で出来る便利グッズ

釘付きまな板

〇適応

硬いもの(人参、じゃがいもなど)を切る際や皮むきに適している

〇使用方法

【皮むき】釘に人参やじゃがいも、硬いものを釘に差し、ピーラーで剥く

【切る】そのまま切る。もしくは、ピーラーで厚めに皮をむく事で自立させる。


固定ピーラー

〇適応

丸みがあるものを剥くのに適している。じゃがいも等


キッチンバサミ

片手で使用する為、刃先がカーブしているものがおすすめです。

〇適応

・袋に入っているものを開ける(きのこ、ベーコン、ソーセージなど)


まとめ

・片手で調理することは練習することで出来るようになります。根気強く、頑張っていきましょう。

・その為には、本人だけでなく家族の協力が必要な場合も多いです。

終わりに

Bさんの場合は、釘付きまな板とキッチンバサミを使用することで、混ぜご飯を作りました。

この様に、「したい」が叶えられる方増えるように祈っています。

そして、私自身もBさんのような方を増やせるよう頑張りたいと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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