むくみって色んな場面で出くわしますよね。
・長時間デスクワークや立ち仕事
・お酒の飲みすぎ
・塩分の多いものを食べ過ぎた
などなど
むくんだ日は、
靴下跡が残ったり、足が太く見えたり(実際太い)、指輪が抜けない
といった悩みを産み出してしまいます。 今日は、そのむくみの原因について解説していきます。
むくみの原因
結論として、むくみとは皮膚の下に水分がたまる事です。
その原因は以下の2点です。
・血流の滞り
・塩分の過剰摂取
血流の滞り
血流の滞り
・血液は血管によって運搬されますが、血管は二種類あります。動脈と静脈です。
動脈は心臓から全身に血液を送り出す→勢いが弱い
静脈は各部位から血液と共に老廃物など心臓に戻す→勢いが弱い
静脈で血流が滞る事で、老廃物や水分が過剰に蓄積し、結果としてむくみとなります。
では、静脈血はどのようにして心臓に送り出しているのでしょうか?
静脈の構造と筋肉のポンプ作用
前述した通り、静脈は勢いが弱いです。
構造上は、図の様に弁がついており逆流を防止するような作りになっています。
主に、静脈血は周りにある筋肉が縮んだり、伸びたりする事によるポンプ作用で、血液を押し出しています。 特に、ふくらはぎは心臓から離れた位置にある為、より強い筋肉の活動が必要となります。
むくみの対処法
マッサージ
①足首周りから膝下あたりまで、下から順番に絞り上げるように揉んでいきます。
この際、表面というよりは深部から行うようにしてください。少し痛いくらいが目安です。
②図の箇所を潰すように揉んでいきます。
ヒラメ筋といって、立つときに姿勢を支えている筋肉になります。
筋トレ
①踵上げでふくらはぎの筋トレ
→筋肉のポンプ作用を高める
②足指の筋トレ
→ふくらはぎの筋肉を働かせやすくする
→足の指の間にもむくみがたまりやすいため
生活習慣
①半身浴などで血流改善
②塩分摂取量を減らす
③カリウムを摂取する
マッサージは即時性があるものの、むくみやすさを変えることには不向きです。
筋トレや生活習慣は、そもそもむくみづらいカラダを作る事が出来ますので、どれかひとつでも生活の中に習慣として取り入れていくといいかと思います。
まとめ
・むくみとは皮膚の下に水分がたまる事
・血流の滞りや塩分の過剰摂取が原因となる
・血流改善には、筋肉の活動が不可欠
・マッサージは即時性があるものの、むくみづらいカラダ作りには、生活習慣の見直しが必要。
コメント